虹釜太郎 自選シリーズ「three wheeler」Vol.1
¿Eres estúpido? mueres ¿vale? paris peking records ¿?
CD-R + Tシャツ セット
収録時間 約80分
虹釜太郎による解説文書付き
boidの新レーベルVOICE OF GHOSTからのCD-Rリリース第1弾は虹釜太郎の自選作品集『¿Eres estúpido? mueres ¿vale? paris peking records ¿?』。これは「three wheeler」(パリペキンはかつてサイドカーを描いた看板やフライヤーを作っていたが、three wheelerはサイドカーのかつての言い方で、失われた機械の意味も込められているようです)と名付けられた3部作のその1となるものです。
おさめられているのはこれまで虹釜太郎が発表してきた作品の数々から今回のために自選した虹釜太郎の歴史の一部。それらは今も、そして常に現在的なものとしてそこにありつつ、しかしこの現在とは交わることなく存在し、ときどきこうやって何かのきっかけにこの現在に顔を出す。
アルバムタイトルの意味は「パリペキンおまえバカなの死ぬの? 」。
「パリペキンとはパリペキンレコーズのことで、グンマオサムとニジカマカタロウの二人が1993年にオープンしたレコード店。現在、高円寺に店を構えるロスアプソンとは義兄弟の関係にある。」と解説でも語られているが、3年という存在の短さも含め、その多様さとそれゆえの混沌がもたらす異世界感はいまだかつてどこにもなくそれゆえいつどこに存在してもおかしくないと思わせる、交わらないふたつの場所の斜めに引き裂かれた境界線のようなレコードショップであった。ジャケットにはその看板の一部が使用され、解説でもそのころのエピソードが語られているがそれもまた「思い出」ではなくあくまでもこの現在と交わらない現在的なものとして今ここにあるものだ。
「人生で初めてピアノを弾いた時の録音」と解説では記されている40分にもわたる大作(?)トラック5の一部は、2017年に急逝した堀禎一監督の最後の劇映画『夏の娘たち』にも使用されている。全5曲、合計約80分というCD-Rの収録時間ぎりぎりまで詰め込まれた「失われた機械」たちの声に耳を傾けていただけたら。
またこのCD-Rのジャケットにも使用された「パリペキンレコーズ」の看板の一部を使ったTシャツも付属。シリーズのVol.2、Vol.3も同様のセットにより、デザイン、付録音源、解説を毎回変えて販売予定。
<Tシャツについて>
デザイン:黒地×白インク もしくは 白地×赤茶色インク
サイズ:160 / S / M / L / XL / XXL / XXXL
ご希望のデザインとサイズをお選びください。 ボディのサイズはサイズ表をご確認ください。
*Sより一回り小さい「160」サイズもございます。
*シルクスクリーン印刷のため、色味がイメージと異なる可能性があります。
*サイズによっては受注生産になる場合もございます。その場合は、発送には時間がかかりますことを予めご了承ください。
*元々のインク汚れによって、洗濯で色落ちすることもあります。購入後1、2回目の洗濯は色移りしたら困るものと一緒には洗わないようご注意ください。

